2021-05-11 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
その他の畜種についての飼養面積の記載でございますけれども、乳用牛、肉用牛、豚については、体重などに応じた参考値という形で記載はされておりますけれども、いわゆる基準と申しますか、これ以下では駄目というような形での記載がなっているわけではございません。 なお、OIEが示すアニマルウエルフェアに関する指針につきましては、これまで面積基準とかそういったものは定められていないところでございます。
その他の畜種についての飼養面積の記載でございますけれども、乳用牛、肉用牛、豚については、体重などに応じた参考値という形で記載はされておりますけれども、いわゆる基準と申しますか、これ以下では駄目というような形での記載がなっているわけではございません。 なお、OIEが示すアニマルウエルフェアに関する指針につきましては、これまで面積基準とかそういったものは定められていないところでございます。
我が地元兵庫県も、但馬牛などの肉用牛、淡路地域などの乳用牛を始め、関西では主要産地です。本法案の審議に際し、地元の畜産農家のお声を伺いました。また、昨年十二月にはお隣の京都の農家にも熊野政務官とともに視察をさせていただいたところです。
実は、これ、統計をよく分析してみますと、例えば乳用牛ですね、乳用牛に関して、果たして、じゃ、規模が大きいほど経営費が下がるかといえば決してそうなっていません。規模が大きくても生産費が必ずしも下がっていない現状がありますので、果たして、じゃ、適正規模がどこなのか、そこは分析していただきたいと思います。
消費者特別委員会でも質問させていただいたんですが、例えば乳用牛、牛乳ですよね、牛がどういうような状況で今飼われているかというと、放牧とつなぎ飼いというのがあって、つなぎ飼いが今七割以上なんですね。ですから、牛乳パックだと何か放牧されているような絵柄になっているんですが、あれはイメージ図と書いてあって許されているのであって、現実にはつなぎ飼いというのが非常に多い状況なんです。
乳用牛を考えていただいても分かりますように、放牧というのはかなり広い土地が必要になるのに対して、つなぎ飼いというのは、ある程度の建物の中につなぎ飼いをすればいいわけですから、敷地面積も下がるし、それに対して穀物という飼料、配合飼料が多いんですけれども、それを与えていけばいいということで管理もすごくしやすいということでありますが、ただ、動物の観点からするとアニマルウェルフェアではないのではないかという
農林水産省では、酪農や肉用牛経営の労働負担軽減ですとか省力化に資するロボット、AI及びIoT等の技術の導入を推進しておりますが、このことは、五つの自由に関して言えば、例えば、搾乳ロボットについては、乳用牛が自発的にロボットに向かうことによりまして通常の行動様式を発現する自由の面でメリットがある、また、自動給餌機につきましては、個体ごとの精密な栄養管理によりまして飢え、渇き及び栄養不良からの自由の面で
そして、この機械等の導入というのは、おっしゃられた労働力の不足の解消だけではなくて、例えば、肉用牛の分娩間隔の短縮や事故率の低減、乳用牛の乳量の増加や乳房炎の減少などの生産性向上の効果が得られるという報告を現場から受けています。労働費の低減や収入の向上によって結果として省力化機械の償却費を上回る収益増を図ることが可能というふうに考えております。
それによりますと、乳用牛に関してなんですが、平成二十二年三月に作成されたアニマルウェルフェアの考え方に対応した乳用牛の飼養管理指針を御存じですかという質問を、これは、いろいろな、乳用牛とか肉用牛とかブロイラーとかで質問されているんです。例えば、乳用牛に関しては、アニマルウェルフェアの指針を御存じですかということに関しては、はいというのが二二・二%、いいえというのが七七%。
御指摘の資料でございますが、これは、平成二十六年の三月に、公益社団法人畜産技術協会が、それぞれの畜種ですね、肉用牛、乳用牛、ブロイラー、採卵鶏及び豚につきまして、生産現場におけるアニマルウェルフェアの取組を進めるために作成したものであると承知しております。
アニマルウェルフェアの観点を踏まえた適切な乳用牛の飼養方法の在り方については農林水産省の所管でありますけれども、牛乳のパッケージにつきましては、食品表示法の趣旨のみならず、景品表示法の趣旨も踏まえて、写真等を含めた広告や表示全般が消費者に誤認を与えるものとならないよう、食品表示法、景品表示法や飲用乳の表示に関する公正規約等の関連法令等を適切に運用してまいりたいと考えています。
○串田委員 乳用牛の飼養実態アンケート調査が、公益社団法人畜産技術協会、これは農水省のホームページに載っているんですけれども、この中で、つなぎ飼いと放牧についての質問がありますが、日本は、このつなぎ飼いが行われているのは、割合としては何%という結果になったでしょうか。
畜産物価格等に関する決議(案) 我が国の畜産・酪農経営は、畜産クラスター等の地域の関係者が一丸となった取組の成果として、乳用牛、肉用繁殖雌牛の飼養頭数が増加に転じる一方、担い手の高齢化、後継者不足は深刻さを増しており、特に、中小・家族経営においては経営継続の危機にさらされている。
肉用牛、乳用牛の増頭、増産ということで、令和元年度補正予算から、繁殖雌牛の増頭あるいは都府県の乳用牛の初妊牛の増頭をする場合に増頭奨励金の交付の措置を行っております。
このため、農林水産省といたしましては、都府県酪農の増頭ということで、増頭奨励金によります乳用牛の増頭を図っておりますし、それから中小規模層の農家の施設整備など増頭、増産を支える環境整備、これを進めてきているということでございます。
しかしながら、本年度につきましては、コロナがございまして、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりますカフェとかレストランとかの業務用需要の減少、それから、北海道を中心といたしまして、乳用牛の飼養頭数の増加によります生乳生産量の増加ということがございました。
レストランやカフェ等の業務用の需要も減少していますし、あるいは、北海道を中心としました乳用牛飼養頭数の増加等による生乳生産の増加等もあって、例年以上に需給が緩和する要素があると考えております。 一方で、農水省としては、これまで生乳生産基盤の強化を図ってきたところでありまして、令和元年度の生乳生産量は四年ぶりに増加に転じているというところであります。
乳用牛の借り腹で和牛を生産している頭数と割合ということでございますと、今、乳用牛の借り腹で和牛の受精卵移植により生産された和子牛の数でございますが、約四万頭でございます。和牛の子牛の生産頭数、これは五十三万七千頭、全体がですね、七千頭でございますので、そのうちの七%が借り腹で生まれているというふうに承知しております。
○石垣のりこ君 今回、二法案が高い経済的価値のある和牛の遺伝子を守るという視点から出されたということは、今の大臣の答弁からももちろん理解をいたしますけれども、この高い経済価値のある和牛遺伝子に関連するということで、次に乳用牛についても伺いたいんですけれども、農業の専門家から、乳用牛の借り腹で肉用牛を産ませるという技術調整により乳用牛が減るという問題点があると伺いました。
なお、一般的に申し上げますと、家畜遺伝資源、すなわち和牛以外の乳用牛とか豚につきましては、国際的な流通がかなり行われておりまして、我が国も外国の品種を導入、活用して改良を行っているところでございます。こうした中で、和牛だけについては外に出さないでやっていきたいというようなことでございますので、こういった面でも難しい面があるのではないかということもございます。
具体的には、畜産について、国内外での需要の高まりに対応し、肉用牛、乳用牛の増頭、増産を図るとともに、園芸作物について、加工・業務用などの新たな需要に応える生産供給体制の整備などを進めてまいります。 TPP11などの経済連携協定の発効は、おいしくて安全な我が国の農林水産物や食品の輸出を拡大するチャンスをもたらします。
具体的には、畜産について、国内外での需要の高まりに対応して、肉用牛、乳用牛の増頭、増産を図るとともに、園芸作物について、加工、業務用などの新たな需要にも応える生産供給体制の整備などを進めてまいります。 TPP11などの経済連携協定の発効は、おいしくて安全な我が国の農林水産物や食品の輸出を拡大するチャンスをもたらします。
それから、これが、増頭でございますので、単なる乳用牛の更新がこの事業の対象となることがないようにするために、初妊牛の導入ごとに補助するのではなくて、昨年の十二月末とことしの十二月末、この一年間の頭数の比較をいたしまして、この一年間に増頭した実績に応じて支払うというやり方にしているところでございます。
こうした中で、委員御指摘の性判別精液、これの普及によります効率的な後継牛の確保ですとか、あるいは畜産クラスター事業を始めとする体質強化対策、こういった事業の実施によりまして、平成三十年以降は二年連続で乳用牛の飼養頭数が増加をしているという状況でございます。 しかしながら、今年度も生乳換算で約五百万トンの乳製品を輸入するなど、依然として生乳の需要に対して生産が不足しております。
乳用牛の飼養頭数の方でございます。百三十三万二千頭で、北海道で増加をしております。これを中心にいたしまして、平成三十年から全国的に増加に転じているという状況でございますけど、都府県全体では引き続き減少しているというものでございまして、都府県酪農の生産基盤強化、これが重要な課題になっているというふうに認識しております。
牛肉の中で一番競合するのは、いわゆる乳用牛の分野です。高級肉というのは余り競合しないんですね。いわゆる大衆肉と言われるところが一番影響を受けるわけです、海外との関係でいうと。 それで、北海道は肉牛で全国の二〇・七%、そのうちの乳用牛は約半分です。
また、乳用牛の飼養頭数につきましても、平成三十、二月時点で前年比五千頭増の百三十二万八千頭と十六年ぶりに増加する等、回復の兆しが見え始めてございます。 農林水産省といたしましては、生産者の方々の不安や懸念に向き合いまして、意欲ある生産者が将来にわたって希望を持って畜産、酪農経営に取り組んでいただけますように、必要な対策をしっかりと講じてまいります。
○政府参考人(枝元真徹君) 申し訳ございません、昨日は一千頭ということで御質問いただきましたけれども、一千頭以上の戸数は集計してございませんで、最大規模の区分で申し上げますと、畜産統計でございますが、乳用牛は、成畜三百頭以上、これは平成三十年で二百六十戸、全体の戸数の二%でございます。あと、肉用牛については、総飼養頭数五百頭以上、これが平成三十年で七百六十九戸、これも全体の二%。
平成三十年の乳用牛の飼養頭数、前年に比べて五千頭増加いたしまして、百三十二万八千頭でございます。また、肉用牛の飼養頭数は、前年に比べ一万五千頭増加いたしまして、二百五十一万四千頭となったところでございます。
酪農経営支援総合対策事業の中で、今回の災害によりまして死亡、廃用、またやむを得ず売却をいたしました乳用牛にかわる乳用牛の導入、貸付けについては、今先生御指摘のとおり、補助率二分の一以内で、妊娠牛が二十七万五千円、その他十七万五千円を上限としているところでございます。
まず、乳用牛、肉用牛の飼養頭数に関して伺います。 この十年間、乳用牛の飼養頭数が年々減少傾向にあったものが、ことし、十六年ぶりに前年比五千頭増加し、肉用牛も平成二十九年から二年連続で増加しております。 飼養戸数が減少する中、人手不足や家畜伝染病等、また燃油の高騰など、さまざまな問題のある中で、農家の方々が御努力をされてきたのだと思います。
そうしたところから、生産コストが増加をして乳用牛の更新停滞というようなこともあって、都府県酪農の経営に大変な悪影響が及んでいるという点を心配しておられました。 こうした背景を踏まえて、都府県酪農の生産基盤強化、この点どのように図っていかれるお考えか、大臣にお伺いしたいと思います。
○国務大臣(吉川貴盛君) 全国で、乳用牛の飼養規模が五十頭未満の層が酪農家全体の六割を占めていると承知をいたしております。こういった面におきましても、家族経営が生産基盤の大宗を担っていると私は承知をいたしております。
御指摘いただきましたとおり、酪農にせよ、乳用牛にせよ、その発展のためには家畜排せつ物を適正に処理するということは非常に重要でございます。このため、共同利用で処理施設を整備する場合は強い農業づくり交付金、また、クラスター計画に位置付けられた経営体の処理施設の整備についてはクラスター事業で支援を行ってございます。
農水省がことし七月に公表した畜産統計によれば、乳用牛の飼育頭数は、ピークである一九八五年の二百十一万頭から本年は百三十二万頭まで減っています。酪農家も、八五年の八万二千戸から本年は一万五千七百戸に減少しています。こうした現状がつくられているわけですね。 結果として、この十数年来、二十数年来やってきたという話が、全然、がたがたになっているじゃないかという現状について、どう認識されていますか。